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「五十肩」放置は禁物 早期受診で重症化防ぐ(ニュースより)

面白い記事を見つけたので掲載しました。肩関節と股関節は関係ないという発想は捨てて、関節は全てつながっていると視点で捉えると面白い記事に思えます。

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五十肩」放置は禁物 早期受診で重症化防ぐ

医療QQ – 「五十肩」放置は禁物 早期受診で重症化防ぐ – 医療記事 – 熊本日日新聞社
中高年になると肩関節周囲炎、いわゆる五十肩が増えてくる。加齢で筋肉や腱[けん]に炎症が起きやすくなるためと考えられているが、原因はよく分からない。患者の多くは痛みで「腕が上がらない」「眠れない」と訴える。「放っておいても自然に治る」という”俗説”をよく耳にするが、放置は禁物。思わぬ悪化を招くことがある。近年、整形外科向けの超音波画像診断装置の性能が向上し、簡便かつ精度の高い診断や治療が可能になった。重症化を防ぐために早めの受診を心掛けたい。

名古屋市の会社員Aさん(48)が右肩に異常を感じたのは5年ほど前だった。高い所から物を取ろうとすると、わずかだが痛みが走る。「五十肩だろう」と思った。周囲の誰もがこう言った。「1年ぐらいで治るよ」

●痛みと癒着
しかし、痛みは消えるどころか日増しに強くなった。当初は痛みが起きる動作を避けてがまんしていたが、1年後には歯磨きも、洋服の袖に右腕を通すこともできなくなった。激痛で睡眠もままならなくなり、2011年5月、名古屋市立大病院整形外科を受診した。

診断はAさん自身の予想通り肩関節周囲炎だったが、痛みに加え、肩関節の内部が部分的に癒着して動きが制限される「拘縮」または「凍結肩」と呼ばれる状態まで悪化していた。「既に肩関節の可動域はほとんどない状態でした。約1年半も放置していたことが重症化の一つの要因です」と主治医の後藤英之・病院准教授は指摘する。

●体表近くも
診断する際、後藤さんは超音波で肩関節を詳しく調べた。肩には四つの筋肉を骨とつなぐ腱の集合体「腱板[けんばん]」がある。これが切れてしまう腱板断裂など、肩痛を引き起こす別の病気が潜んでいないか見極めるためだ。

実は、整形外科の現場で超音波が活用され始めたのは、そう遠い昔のことではない。「以前はとても画質が悪かった。05年ごろから急速に進歩しました」と後藤さん。

元来、腹部の臓器など体の深部を探るのが得意な装置だ。体表近くを見たい整形外科には不向きだった。このため従来はまずエックス線写真、詳細な診断にはコンピューター断層撮影(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)検査が用いられてきたが、放射線被ばくや簡便性の問題など、それぞれに一長一短があった。

それが超音波技術の進歩により、浅い領域でも鮮明な画像を得られるようになった。

●治療にも応用
利点は多い。第一にリアルタイムの動画で体内の様子を見られる。腫れた箇所の内部はどうなっているか、動かすとどう変化するのかが分かり、迅速な診断につながる。被ばくの心配もない。何よりも使い勝手がいい。

骨などの硬い組織は苦手だが、筋肉、靱帯[じんたい]などの軟部組織をよく映し出すため、肩関節のような主に軟部組織に病気が起きる部位に適している。

診断ばかりではない。画像を見ながら狙った場所にピンポイントで、しかも薬液の行方を確認しながら注射できるため、治療の精度も上がる。

「原因不明の肩痛は何でも五十肩として扱う傾向がありました。ところが超音波により、腱板の部分的な断裂が原因となるケースが結構多いことが分かってきました。いずれは原因ごとに病名が付けられる時代が来るかもしれません」と後藤さんは期待する。課題は整形外科に超音波を導入している医療機関がまだ少ないことだという。

Aさんは初診の翌月、癒着を取り除く内視鏡手術を受けた。リハビリにも取り組み、肩の動きは数カ月で元に戻った。あれから3年。「もっと早く受診すればよかった」と、痛みに耐えた日々を振り返った。
(熊本日日新聞 2014年7月11日朝刊掲載)

この装置は肩関節だけでなく筋肉が多い股関節周辺にも応用が効くような感じ。
個人的には肩関節と股関節は連動していると考えているので、股関節を緩ませたかったらまずは肩関節を緩ませることに力を注いだほうが良いと思う。なにか変形性股関節症に検査に関していろいろなアプローチ法が考えられるのに、何故かワンパターンな方法をずーと繰り返しているような気がする。もっとさまざまな方法で検査して治療をしたほうが患者のためになるのに何故そのようなことに取り組もうとしないのか不思議である。

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