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おばあさん仮説

家で飼う2匹のメス猫、親子であるが最近仲が悪い。双方1ヶ月違いで子供を産んだのだが、最近子供の方の子猫が親猫の子猫と遊ぶようになってきた。しかも昨日見てみると、早く産まれた子供のほうの子猫(孫)が親猫(祖母)の子猫と一緒になって乳を吸っているではないか。おまけにその孫猫をかまうと(猫にしてみるといじめているかも?)祖母猫が孫猫を守るかのように私に向かってくる。人間社会においておばあさんが孫の面倒をみることはよくあるが、それが我が家の猫社会でも起きてきているとは、びっくりした。いくら人間と共存しているとはいえ、そこまで人間社会のシステムを学ばなくても良いと思うのだが、本当に不思議な猫である。

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おばあさん仮説

おばあさん仮説(おばあさんかせつ、英: grandmother hypothesis)とは、ほ乳類の中ではまれな現象である女性の閉経と、生殖年齢を過ぎたあとも非常に長い期間生きることが、どのような利点を持っていたために進化したのかを説明する理論である

  G.C.ウィリアムズは閉経が適応であるかもしれないと初めて提唱した。ウィリアムズは進化の視点から、「次第に低下しつつある能力を、すでに存在する子孫の世話と、新たな子孫を作ることに振り分けること」を止めるのは、女性にとって有利に働いたかもしれないと提案した。母親が死ねば、まだ母親に頼らなくてはならない幼い子どもたちもすぐに死ぬ可能性が高く、年をとった母親は繁殖を止めすでにいる子どもたちに集中する必要がある。繁殖を止めることで出産に伴う死のリスクを避けることができ、現在の子どもたちが生き延びるための潜在的なリスクを減少させることができる。その上、閉経後の女性は他の仲間たちに知識や技術を教えることで集団適応度を高められるかもしれない。その他の仲間が女性の親族であれば、閉経後の女性は包括適応度を高めることができる。この種の血縁選択は180万年頃前に気候変動によって女性が食料の採集と共有を行うようになることで発生したかもしれない。この変化は子どもの母親依存を高め、母親は集めて食べられるように処理する技術が必要な、ありふれてはいるが低栄養の食料(根菜のような)にも手を出さざるを得なくなったかもしれない。そのような必要性は女性の出産間隔を制限し、つまり生涯出産数も制限した。これがおばあさん仮説のシナリオである(wikipedia:おばあさん仮説より)

我が家の猫はまだ十分子供が産める状態であるが、人間においてこのような仮説があるとは最近まで知らなかった。もしこの仮説が正しいとすると子育は母親のみならず祖母を交えて行ったほうが効率的であると言える。でも最近の核家族化、親子別居の傾向により3世代同居という家族形態という家族構成が減り、人類が長い歴史の中で種を守る為に組み込まれてきたシステムが崩壊してきているような気がする。

民主党の新しい代表が昨日決まった。これにより民主党の目玉政策の一つである子供手当ても復興財源の確保という名目で中止することがほぼ確定的になった。子育てにはお金がかかることは事実であるが、現実問題誰が子育てをおこなっていくかという視点が欠けているような気がする。両親が子育てをするのは当たり前であるが、それにおばあさん・おじいさんが参加するプログラムを作って社会のなかで提言していったほうがよいような気がする。

人類の長い子育てのシステムのなかで孫と祖母の関係が重要な要素をしめている仮定すると、その関係性を再認識して社会構造のなかに組み込むことが子育て政策の第一歩であると思う。それが核家族から多世代家族へと家族構成を変え日本が本来もっていたコミニティーの復活につながっていく思う。お金を配る配らない。財源の問題だけが子育て政策ではない。

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