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アルゴリズムを用いて関節炎による痛みの原因やパターンを予測(ニュースより)

このような研究が進んでもらいたい。人の痛みを共有・想像できる社会が福祉国家だとおもうが、残念ながら日本では痛みをがまんする人が褒め称えられる社会である。

たしかに痛みを我慢して仕事なり子育てをする姿は立派であるが、それを集団的意識の中で強要してしまうとひじょうに痛みを持っている人にマイナスになる。 例えば痛いという理由で仕事等を欠勤すると周囲から怠けていると思われてしまう。だから痛みを我慢しながら仕事をする。本来仕事はその人がある目的を持って行う社会的行為なのに、痛みがあるが故に作業効率も悪くなり、本人の努力のわりには周囲からの評価も低くなる。周囲が理解していれば評価は180度変わるが、理解していなければ散々の状態に陥る。

慢性的な痛みは声を大にして堂々と訴える。それしかないと思う。痛みは目に見えないものであるから、この記事のように様々なデータを駆使して社会に浸透させるしかないと思う。  

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関節炎による痛みの原因やパターンを予測

ビッグデータの時代!関節炎の痛みの発生を予測するアルゴリズムが登場 医療介護に広く応用可能性、2015年米国整形外科学会の報告から 2015年6月12日  Medエッジより

   関節炎による痛みの発生を予測するアルゴリズムが開発された。

関節炎の痛みを予測

 米国ユタ大学の研究グループが、2015年3月24日から28日にネバダ州ラスベガスで開催された米国整形外科学会で報告した。  米国疾病対策センター(CDC)によれば、米国の成人のおよそ5人に1人が関節炎と診断されている。米国の関節炎は、2030年には5250万~6700万人になると推定されている。  関節炎の多くは、骨の継ぎ目である関節の軟骨がダメージを受けたり磨耗したりして起こった炎症。加齢が原因の場合も多い。  今回研究グループは、独自の数理モデル(アルゴリズム)を開発し、このアルゴリズムを用いて関節炎による痛みの原因やパターンを予測しようと試みた。

  1000項目以上を分析

 連邦厚生省医療対策研究所(AHCPR)が毎年行っている、全米の一般人に対する医療の利用状況調査「米国医療費支出パネル調査」の2011年と2012年のデータから、関節炎の成人5721人のデータを抽出し、これを用いて解析を行った。対象者の平均年齢は60歳、平均年収は5万2275ドル、日本円で約640万円だった。  予測のために、健康状態、人口統計、医療費請求、治療経過、健康保険、医療費支出、社会的立場など、1000項目以上を分析した。  健康状態は、「SF-12」という健康調査でスコア化した。これは、例えば「階段を上る」などといった日常行動に対し、痛みのせいで行動が制限されるか、といった質問に回答してもらうものだ。  「全然ない」「少しだけある」と答えた人は「影響なしグループ」、「まあまあある」「かなりある」「非常にある」と答えた人は「影響ありグループ」に振り分けた。

  医療や介護に広く応用の可能性

 開発したアルゴリズムを用いて解析した結果、「身体的健康状態」「精神的健康状態」「総合的な健康状態」「糖尿病である」「以前から関節痛がある」「教育レベル」の特定の組み合せによって、関節炎の痛みの発生が発生すると予測できた。

 中でも「身体的健康状態」が、行動の制限につながるような痛みに最も大きくつながると分かった。   「肥満」は、関節炎痛と一見つながりそうだが、肥満の指標であるBMI値が30を超えた場合と関節痛との間には、関連は見られなかった。  研究グループによって何種類か開発されたアルゴリズムの中には、100%近い精度で痛みの発生を予測できるものもあった。

 ビッグデータの時代になり、ヘルスケアに関する調査は「仮説を立てて結論を導き出す」という手順から「データによって導き出される」という形へ変化してきている。 今回の研究は、ビッグデータの分析に最先端技術を応用したものだ。こういった予測アルゴリズムの実装により、費用対効果の高い医療および介護のマネジメント方法が開発できるようになるだろうと、研究グループは主張している。

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