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キャッチ

昨日午後から時間があったのでDVDを借りてきてボーとした時間を過ごした。
借りてきたのは、2008年1月19日から2月23日までの毎週土曜NHK総合テレビから放送された「フルスイング」。このドラマはプロ野球の打撃コーチをつとめていた58歳の高林導宏さんがプロ野球球団から契約打ち切りという状態から心機一転教育実習生として九州の高校に赴任してからの奮闘を描いたものである。

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キャッチボールというコミュニケーション

1話から6話まで全部おもしろいが特にお気に入りなのが第4話。

ニューヨーク生まれの帰国子女での女子生徒が、日米の風習の違いに対する悩みから流暢な英語で英語教師への質問を何度も行ない、ついには日本語を話すことを拒否し始めてしまう。一方質問を受け続けた英語教師もネイティブ英語での質問を聞き取れないことから自身の授業に自信を失い精神的ストレスから出勤拒否をおこしてしまう。

出勤拒否をおこした英語教師にかんして主人公は野球を行うことを決意し英語教師と一緒にキャッチボール等のコーチをする。

海辺で行うキャッチボール、英語教師はそのキャッチボールからコミュニケーションのヒントを見つけ再び授業を行う。

母語保護

この一話の面白いことは英語教師の心のうつりかわりが授業スタイルの変化に反映されていることである。自信のないころの英語教師の授業は日本語での文法中心の授業であるが、自信をとりもどした後での授業では英語でのコミュニケーションを取り入れ、生徒とのコミュニケーションを重視している。

一方帰国子女の女子生徒。日本だから日本語で授業を行うことは当たり前のことであるが、帰国子女の生徒なら英語の時間ぐらい母語で会話をしたくなるのは当たり前の心情ではないだろうか。日本語の拒否とは日本のドラマではちょっと考えられない設定であり、これも面白い設定である。

帰国子女や在住外国籍生徒の場合、日本社会でのコミュニケーションを重視するあまり日本語教育の必要性がよく叫ばれるが、その一方で主言語である母語保護も必要とされる。

母語をどのように保護していくか?母語を考慮したうえでの日本語教育が必要だと以前どこかの本で読んだことがある。 このドラマは、そのことを思い出してくれた一話である。

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