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トリプル世界戦をみて

懐かしい記事です。この記事を書いてから4年以上がたち、西岡選手は引退し、長谷川選手、粟生選手は現役であるが世界チャンピオンではない。思えばこの頃がボクシングを真剣に見ていた時期かもしれない。西岡選手はこの防衛後、ラスベガスで日本人として初となる防衛戦を行い見事成功。二度のアキレス腱断裂、4度の世界挑戦失敗(二度の引き分け含)という悲運のボクサーから一転、日本ボクシング史に残る輝かしい名チャンピオンとして人々の夢を与えノニト・ドネアとの敗戦後引退していく。(H27 10/11)

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トリプル世界戦をみて

2011年4月8日 20:34 (サンケイスポーツ)
穂積まさかのTKO負け…防衛失敗 西岡、粟生は防衛!トリプル世界戦

日本人王者3選手が競演する世界ボクシング評議会(WBC)のトリプル世界戦が8日、兵庫・神戸ワールド記念ホールで行われ、フェザー級の長谷川穂積(30)は4回TKO負けで防衛に失敗。スーパーバンタム級の西岡利晃(34)、スーパーフェザー級の粟生隆寛(27)はそれぞれ防衛に成功した。
 長谷川は4回、挑戦者ジョニー・ゴンサレス(29)の右フックをまともに喰らいTKO負け。粟生は挑戦者ウンベルト・グティエレス(22)に4回KO勝ちで初防衛。西岡は挑戦者マウリシオ・ムニョス(25)を9回KO勝ちで下し、6度目の防衛に成功した。

 
 昨日テレビでこの試合を観ていた。長谷川選手の試合は1R終了時に長谷川選手の脚を止めて積極的な打ち合う戦い方に不安をおぼえた。その不安が4Rに見事に的中してしまったので非常に残念であった。TKO負け後の会場に様子は、まるで前の試合で勝利した西岡選手がメキシコでジョニー・ゴンサレスにワンパンチKO勝利をした試合のような感じであった。ジョニー・ゴンサレスにしてみたら自身の母国でワンパンチKOされた西岡選手の目の前でワンパンチKO勝利を見せた意地の勝利である。ほんとうに嬉しかったと想像できる。意地の勝利。その意地の勝利の標的にされた長谷川選手はなんとなく不運である。
 
 放送後、試合にかんするブログを検索してコメントをいろいろ読んでみたが、どのブログも1R終了時に戦い方に不安をおぼえたと書かれていた。長谷川選手はバンタム級チャンピオン後半時のKOアーティストの感覚が身につき、その幻想にとらわれているのではないだろうか。KOを狙わずに判定で勝つ試合運びをすれば、まだまだやれると思うのでがんばって欲しい。それにしても体調が万全だったように見えたので本当に残念である。

 
 一方第二試合の西岡選手の試合、見事KO勝利だったので、大満足。ジョニーゴンザレスとのメキシコでの一戦で名前を上げ今回の長谷川・ジョニーゴンザレス戦でさらに西岡の株が上がったように思える。長谷川を負かせたジョニー・ゴンサレスをワンパンチKO勝利した男として。それにしてもジョニーゴンザレスの紹介時に西岡戦での西岡選手のダウンシーンだけを放送するのはおかしい。何故、WBCのKO賞になった西岡選手のワンパンチKO勝利のシーンを放送しないのか。意図的に長谷川№1というイメージを視聴者にうえつける編集のように思えた。
 
 最後に何故ジョニーゴンザレスの勝利者インタビューを放送しないのか。くだらないボクシングハプニング集を放送するぐらいなら、ジョニーゴンザレスのメッセージを日本人にきちんと伝えべきだ。それがチャリティーマッチを放送する放送局の姿勢ではなかろうか。長谷川選手が全てではない。日本人オンリーの世界ではない。きちんと勝者を称えて、そのファイトを褒めるのが世界から支援を受けている日本人の姿勢ではないだろうか。選手は必死に戦っているのだから、国籍に関係なく平等に扱うのが世界から認められる民族の姿勢である。日本人以外の勝利を認めない放送局の姿勢に疑問をもつ。

 
 6回目の防衛戦を成功した西岡選手は、アメリカのラスベガスで7回目の防衛戦を予定している。ボクシング選手の夢であるラスベガスでのビックマッチ、夢はあとわずかである。被災者を励ます意味で西岡選手には本場アメリカでの勝利を期待したい。

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