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五月病

5月も半ばをすぎて五月病になる人があらわれてくる時期である。五月病とは新人社員や大学の新入生などに見られる、新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状の総称である。たいていの新入社員はこの頃研修におわれて四苦八苦している時期である。

私も最初に入社した会社で新入社員研修をうけた経験がある。本当に研修はつまらなかった。しかも研修所での泊まり込み。研修所において話の会う同期の人間がいればまだ気が紛れたが、全くというほど話しの会う同期がいなかった。たぶん私も5月病にかかっていたんだろうなと思う。

研修内容はもうずいぶん前なのでほとんど憶えていない。でもひとつだけ憶えている研修科目がある。それは電柱のぼりであった。このような研修をおこなう会社といえば、現在日本を騒がしている高給取りの役員がいる会社とおなじ業種の会社である。

電柱のぼりとは、新入社員が電柱にのぼりその高さや危険を体験するものであるが、実際は一人でのぼらせ下にいる先輩社員の質問に回答できないと降りてこれない、からかいが入っ挨拶代わりの軽いいじめあった。質問内容は実に様々で、好きな食べ物はとか、好きな歌とか、はたまた自己紹介をしてくださいとか、彼女はいますか、と先輩社員の気分次第で決められていた。

さて私は順番がくるまでのぼる気満々であった。しかし電柱に登ろうと足をかけた瞬間無理だということがわかった。電柱のぼりは両脚をある程度開かないと電柱から出ている左右のバーに脚をかけることができず、私の股関節が対応できる角度では無理な動作であった。電柱に登れないことを痛感して、あーそうだ私は変形性股関節症なんだということを独り思い出ししてしまった。

大学当時は完全に変形性股関節症のことを忘れようとしていた。別の生活に支障がないから友人にも話したこともなかったので私以外この疾患のことを知っている人はいなかった。だから会社に入社する際も特にそのことにふれず会社に入社したのだが、まさかこのような研修で脚の状態がさらされようとは全く予期していなかった。
私の配属先は別に電柱にのぼるわけではないので、ここでのぼれなくても仕事には全く影響がなかった。でもあそこで精神的にまいってしまったのかもしれない。いま思えばあそこで変形性股関節症に認識したがゆえに、5月病に近い状態になってしまったいえる。

やはり持病を認識して他者との違いを感じてしまうことは精神的にまいるということなのか。あの当時はまだ精神的に弱かったと思える。

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