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人工関節メーカー 株価上昇

日本MDMが急騰、日本人骨格に合う骨接合品発売-東証1部上昇率1
12月26日(ブルームバーグ):整形外科や脳外科向けの骨接合材料などの製造を手掛ける日本エム・ディ・エム(MDM)が急騰。2012年春にも日本人の骨格に合った骨接合品を発売すると25日付の日本経済新聞朝刊が報じた。
株価は一時、前営業日比30%高の210円と11年4月7日以来の高値まで上昇した。午前10時56分現在の東証1部の騰落銘柄では、上昇率で2位以下を倍以上引き離した。同日経報道によると、国内の骨接合製品市場は480億円で、日本MDMは、現在約10%程度の国内シェアを数年内に倍増する方針。

更新日時: 2011/12/26 10:57 JST ブルームバークニュースより転載

参考::(株)日本MDM HP

参考までに「日本エム・ディ・エムの大川正男社長に『日本人向け骨接合材を目指し商社からメーカーへ一 大変身』を聞く – 経営者紀行 新投資時代の企業情報(日本インタビュ新聞社)2010年02月19日」の抜粋記事を転載します。

【大川社長】 当社は30年前からアメリカのジョンソン&ジョンソン製の骨接合材料の輸入販売を主力に手がけてきました。長年の地道な販売努力により、ユーザーである医療関係者の信頼を獲得し、売上を伸ばすことができました。しかし、製造元の様々な事情により、新製品の開発が遅延し、製品力が徐々に劣るようになりました。しかも、一部の製品にリコールも出たことが引き金となって、売上は2002、03年頃をピークに04年頃から急速に下がり始めました。しかし、製品の性格上、かなりの量の在庫が必要で、売上は減少するが、在庫は減らないという状況が収益圧迫要因となりました。そして、その事実を起因として在庫の回転期間が長期化し、一時的に多額の在庫評価損を売上原価に計上しました。

――なぜ、多くの在庫が必要なのですか。

【大川社長】 当社は全国約3500の医療機関と取引があります。これらの医療機関に、「全国どこにでも2時間以内に届ける」ことを掲げてきました。しかも、患者様の骨折が同じパターンということはまったくありません。このため、骨折の状態に合わせて手術中に適応サイズ(大きさ、長さなど)を決定するため、多くの在庫が必要となります。

――お話をお伺いしますと、収益改善は(1)製品力をどうするか、(2)在庫問題をどうするか、ということが中心となるのでは、と思われますが。

【大川社長】 そうです。とくに、製品力アップが、一番に取り組む目標です。このため、ジョンソン&ジョンソン製品の取り扱いを2012年6月で終了します。今後は、自分たちで開発し製造し販売します。つまり、『商社からメーカーへ』、一大変身をはかります。

――開発はどのようなことがポイントとなりますか。

【大川社長】 日本人の骨格に合わせた、日本人患者様向けの骨接合材の開発を行なうということです。欧米の方と日本の方とでは、たとえば骨折の多い手首や足関節では骨の大きさ、湾曲、関節面などにおいて、大きく異なります。現状、市場においては欧米人仕様にて開発された骨接合材が多く、必ずしもドクター・患者様は満足していらっしゃいません。また、膝の人工関節でも日本人は欧米人と比較し、扁平形状であるという違いがあります。そのようなニーズから、日本人の医療現場からは日本人のサイズ・形状の差に合わせた接合材が求められています。当社は全国約3500の医療機関、1万人以上の整形外科ドクターとの長年の取引により医療現場の生の声を吸い上げることができる強さがあります。こうした点に、自社で開発し生産するメリットがあります。

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患者の声をメーカーに届けないといいけない

このインタビューで言われたことが実現化したため株式市場がそれに反応したと言える。

メーカーでの製品開発の結果が関節症等の治療に影響を与え間接的に患者にその余波がまわってくる。だから将来人工関節にお世話になる可能性がある者として人工関節メーカーの動向は医療技術と同様に気にかかる。

これだけ情報が公開されている社会である。患者が積極的にメーカーの情報を集め、患者の声をメーカーに届けないといいけないと思う。そうしなければ良い製品は開発されない。


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