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健康診断

今週職場にて健康診断がおこなわれる。毎年この時期になるとおこなわれるが、そのたびに問診表に偽りの内容を記入する。そう過去の病歴や現在の健康状態に関する記入である。毎年ここには、過去の病歴「なし」、現在の健康状態「良好」とお決まりの言葉を何も考えずを記入する。

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過去「7歳 左股関節手術」現在「左変形性股関節症」、でも問診表には記載しない

もし私がかなりの正直者であったなら、過去の病歴「7歳 左股関節手術」 現在の健康状態「左変形性股関節症」と記入するだろう。でもこの職場にかぎらず、過去にうけた職場での健康診断において、上記のような記入をしたことは一度もない。

健康診断の問診表において正確な身体の状態を記入した場合、何か本人にメリットが生じるのだろうか?身障者の手帳申請の有利に働くとか、労働により脚の状態が悪化して労災認定してもらえる可能性が生まれるとか、どう考えても雇用主に何かあったときの解雇名目の情報を与えるだけで記載者にとっても何もメリットはないと思う。

以前、完全に失業していたときに、県だったか弁護士会だったかちょっと忘れてしまったが、そのどちらかが主催していた無料の労働相談会に行ったときがある。そのとき相談した内容は、仕事を探して会社等の面談をする際に、現在の脚の状況を雇用主に知らせるかどうかというものであった。現状健康で普通に歩いていても、たとえば5年後ぐらいに脚の痛みが発生してきて業務に支障がでるかもしれない。だからあらかじめそのような状態を雇用主に知らせたほうが良いかという問いかけに対して、相談を受けた弁護士か行政関係者の方の回答は、先のことはわからないからそのようなマイナスな情報は知らせないほうが良いというものであり、痛みが発生したらその時点で雇用主に相談したほうが良いというものであった。

仕事を探す際に身障者認定されている人は堂々とその病状を雇用先に伝え、雇用主も身障者の雇用率が上がるから働ける身障者を積極的に採用する傾向が強い。でも身障者になるリスクを持ち合わせていながら一般の人とあまりかわらず多少の痛みを我慢しながら動ける人はどうなるのだろう?そのようなリスクを抱えている人に何人かは雇用主に報告をできない状態で働いていたり、仕事を探したりしているのではないだろうか?

社会全体がこのような痛みを伴う疾患にたいして理解を深め、個人の状況や痛みの状態に応じて働き方の選択ができる雇用体制を望みたい。それには雇用主が従業員の前提を健康である健常者という発想から身障者のリスクをもっている者と雇用の前提条件を変えないと出来ないと思う。変形性股関節症。健康診断を身障者のリスクを持つ人達を前提として実施したとき、はじめて問診表に病床を記載できる気がする。

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