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再生医療へ応用の可能性もあるロボットシステム:ニュースを聞いて

ロボットシステム:ロボット使い細胞構造体 佐賀大が開発 /佐賀
2011年10月5日 毎日新聞より


◇再生医療へ応用の可能性も
佐賀大工学系研究科の中山功一教授らの研究グループは4日、細胞を材料に、立体的な構造体を自動的に作り出すことができるロボットシステムを開発したと発表した。世界初という。MRI(磁気共鳴画像化装置)などの3次元データと、患者自身の細胞を組み合わせ、アレルギーや感染症のリスクなく、体内に移植できる組織を生み出せる。血管や軟骨、半月板などの再生医療につながる可能性があるという。中山教授らはこれまで、約1万個の細胞のの塊「スフェロイド」(直径0・3~0・6ミリ)が自然に結束する能力を活用し、厚みのある、立体的な構造体を作ることに成功していた。 この作用を使い、3次元データを基に、スフェロイドを剣山に刺して、自動的に構造体を作り出すロボットシステムを開発。これまでの手作業よりも、早く、複雑で、大きな器官を作り出すことも可能になるという。 この方法で生み出した構造体は、細胞のみで形成。細胞以外の生体材料を使わないため、アレルギーや感染症のリスクを減らすことができる。またさまざまな種類の細胞を、自由に配置して作ることができるため、より複雑な器官の再生にもつながるという。 中山教授らはすでに、血管の細胞をチューブ状にした構造体の作製にも成功。数年内の実用化を目指している。このほか、軟骨やひざの半月板、心臓の鼓動を補助する器官の形成にも応用が期待できるという。

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再生医療がどのようなスピードで発展していき、そのコストがどれくらいかかるかが問題

夢をもたせてくれる記事である。最近なにかと再生医療の記事が紙面をにぎわせているが、これもその関連記事。軟骨の再生医療が実現可能になった場合、変形性股関節症の治療はどのように変わっていくのだろうか。人工関節に関する治療法は進歩発展していくとおもうが、それ以外の手術療法にかんする治療は軟骨の移植手術と併行しておこなわれるような気がする。もちろん軟骨の移植手術単独という治療も考えられるので、手術療法そのもの内容が変わってしまうかもしれない。

どちらにしても再生医療がどのようなスピードで発展していき、そのコストがどれくらいかかるかが問題である。軟骨の再生医療か、それともより優れた人工関節の治療法か、変形性股関節の手術療法に関する分岐点は何時訪れるのだろうか。その時期が来るのが待ち遠しい。

追記
この記事の投稿以降の数年が経つが、再生医療の進歩は本当に目が見張るものがある。数年前まで夢物語だったものが、本当に現実化するような気がする。軟骨の再生医療は本当に現実化して一般的な治療法として普及していくと思う。(H15、9月30日)

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