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勤労感謝の日に思うこと

今日は勤労感謝の日。長い間この日は働くことに感謝する日とばかり思っていたが、これは間違いで古くから日本に伝わる新嘗祭の日が第二次世界大戦後のGHQの占領政策によって天皇行事・国事行為から切り離される形で改められた日だそうである。

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新嘗祭

新嘗祭は収穫祭である。だから勤労感謝の勤労は農産物等の収穫にかんする勤労であり、会社員などの勤労とは意味が異なる。
法律によると今日の祝日は「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」となっている。だからこの日は農業生産に従事する勤労をたつとび、農産物の収穫を祝い、国民たがいに感謝しあいという日なのではないだろうか。

戦後日本の地方経済をささえたものは農業

今日が日本の収穫祭という位置づけであるなら日本の総理大臣はこの祝日をどのような気持ちで迎えているのだろうか。
国内自給率は先進諸国で最低であり日本国内の農業従事者の7割が60歳以上、さらに耕作放置面積が全耕地面積の8%(2005年数値)となっている状態でのTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加表明。百歩譲ってTPP参加により他の産業が潤うとしても、その影響で国内の農業生産が壊滅的な打撃を受け地球規模の異常気象が原因で世界的な食量不作となった場合、どのような方法で日本国内の食量を確保していくつもりなのだろうか。

先月世界の総人口が70億人を突破した。ここ12年で10億人の増加。でもそんな世界の人口増加の波に反するかのように日本の人口は減少気味。誰がどう考えても人口増加による食料と水の確保が各国の政治課題となることは目に見えている。でも日本の政治はそんなことは何も考えずに、国内の食料を他国の生産で間に合わせようとしている。

戦後日本の地方経済をささえたものは農業である。決して日本の工業製品のみが日本を戦後の高度成長を支えたわけではない。さらに日本の農業は日本の文化的宗教的側面も加味して考えないといけない。それなのに何故他の産業と同じように経済のみの視点で考えるのか?日本の総理大臣は日本の食糧生産を本当に考えているのだろうか疑問に思う。

日本人の心をとりもどす

昔からモノには魂がやどりその魂をまつりあげることにより神様となるが、その逆にそのモノを邪険に扱いまつり下げるとその魂は妖怪や化け物となり人々を災いをもたらすと言われている。何か今の日本は日本の農産物を邪険にあつかいまつり下げているような気がする。いくら天皇陛下が今日神様に感謝の意をしめしても、そのような状態であったら意味がない。

祈りや感謝のみで社会は変わらない。でも祈りや感謝がなければ社会が殺伐としてほんとに人間としての心がなくなくっていくような気がする。人間がお金という魔物に取り付かれた妖怪にならないように、せめて今日だけでも日本人は日本人の心をとりもどす意味で収穫に関して感謝の意を示したほうが良いと思う。

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