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半年前の新聞記事(佐賀大学、人工関節の研究拠点に アジア圏など貢献へ)を読んでみて

佐賀新聞の情報コミュ二ティサイト「ひびの」より転載

2011年05月22日更新
佐賀大学、人工関節の研究拠点に アジア圏など貢献へ
 佐賀大学(佛淵孝夫学長)は、人工関節の国際的な開発・研究拠点づくりを推進する。楽に正座ができる人工の膝関節や股関節などを実用化し、和式生活に加え、床に座る習慣のあるアジアやアラブ諸国での貢献を目指す。
国内で普及している人工関節は欧米メーカーの製品が8割を占め、椅子やベッドの生活を想定した開発が主流。日本人向けには、畳や布団の暮らしにも配慮した完全屈曲型の人工膝関節などの製品化が必要とされる。
国内での下肢の人工関節手術は年間15万例を超える。佐賀大医学部付属病院の整形外科は全国トップの年間600例前後を手がけ、膝や股関節の変形性関節症などを治療し、機能回復を図っている。そうした実績を開発に生かす。
研究開発拠点構想は、佐賀市で3月に開いた「先端医療福祉システム研究プロジェクト」シンポジウムで報告した。医学部や工学系研究科などが連携して独自の人工関節の開発や改良を重ねており、可動範囲が広く、耐久性や抗菌性に優れた製品化を目指す。
シンポでは、医学部人工関節講座の廣川俊二教授ら複数の研究者が開発経過を報告。「日常生活や宗教儀礼で正座やあぐらを組むことが必須のアジアやアラブ諸国でもニーズは高い」とし、国際的な開発・研究拠点化を目指す姿勢を示した。
佐賀大は日中韓とシンガポール、サウジアラビアの専門家による共同調査研究に取り組む構想も描いている。

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人工関節というマーケット

日本での人工関節の市場は1000億円とも言われている。たかだか1億人の日本でこの規模であるからアジア全体でのマーケットと考えると莫大なものと予想される。人工関節は高齢化社会におけるひとつの産業であり、この産業が発展していくことが患者・社会にとって良いことなのか悪いことなのか判断がむずかしいところである。

1000億市場といえば馬鹿にできない規模である。それもこれからの高齢化を想定すれば、今後その市場規模は拡大するものと予想される。現状80%といわれる輸入品を国内メーカーが取ってかわり国内シュア率をアップさせれば、それはそれで国内産業が栄えてくるわけであるから国としての利益につながるかと思う。

でもそんな産業を伸ばすことを阻害する動き、例えば運動療法や整体やカイロ等の東洋医学的な発想に基づいた治療法などは彼らからみると非常に邪魔な存在であり、産業を栄えさせるためには、関節症は治らない疾患にしておいたほうが都合が良いのかもしれない。

患者からみれば性能の優れた安価な人工関節が開発され普及してくれたほうがありがたいことである。でも国や医療関係者がそのことばかり注意を払い運動療法や東洋医学等他の治療方法を研究しなければ、人工関節にしなければならない患者はどんどん増えつづけ医療費は増加の一歩をたどるだろう。

結局人工関節置換術という最終目標しか考えないと、その利益の群がるメーカーに国や医療関係者が踊らされ、末期症状になるまでの治療方法や患者のケアの仕方が全く研究されず、最終的にそのつけを押し付けられるのは人工関節置換をする前の激痛に苦しむ患者ではないかと思う。

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