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変形性関節症治療薬市場 – 疾患修飾性治療薬の欠如が市場成長の阻害要因となる:ニュースを聞いて

変形性関節症治療薬市場 – 疾患修飾性治療薬の欠如が市場成長の阻害要因となる
2011年11月11日 11時00分
News2u.net/株式会社グローバル インフォメーションより転載

株式会社グローバル インフォメーションは、グローバルデータが発行した報告書「Osteoarthritis Therapeutics – Pipeline Assessment and Market Forecasts to 2018 (変形性関節症治療薬:パイプライン評価と2018年までの市場予測)」の販売を開始しました。

変形性関節症(OA)は、関節炎のなかでも世界的に最も一般的なタイプで、身体的障害をもたらす主な原因となっています。
また、この疾患は、変性関節疾患、肥厚性関節炎、退行性関節炎とも呼ばれています。
OAは、慢性的な進行性の変性関節疾患で、関節軟骨の段階的な磨耗、骨肥大、軟骨下骨硬化さらに滑膜や関節包における一連の生化学的、形態的変化を特徴とする病気です。
罹患関節には、はれ、熱感、きしみ、硬化といった症状がみられ、痛みが生じるため、動くことが困難になる場合があります。
OAはすべての年齢の人に発症する疾患ですが、最も一般的に発症するのは高齢および中年層です。
OAの発症率が加齢に従い高くなるのは、筋骨格系が変化するためです。また、男性よりも女性の発症頻度が高くなっています。
罹患関節および疾患の重症度は、関節損傷や肥満、遺伝といったリスク要因や関節構造に影響を与える身体構造上の要因に関係しています。
OAは、肩、肘、手首の関節より、膝、腰、背骨の関節に発症しやすい病気です。

変形性関節症治療薬の世界市場は緩やかな成長
OA治療薬市場は、2010年の44億米ドルから、CAGR 3.8%で拡大し、2018年には59億米ドルに達する見通しです。
米国市場は、2018年においても、世界最大の収益を上げ続けると予想されています。
OAの治療薬には、疾患修飾薬がありません。
まだ、予防維持薬が承認されておらず、臨床開発の後期段階にあるものもない状況です。
パイプラインは、症状の軽減をもたらす治療薬がほとんどで、OA疾患の進行に変化を与える疾患修飾薬ではありません。

このような要因から、OA治療薬市場は、2018年まで穏やかな成長になると予想されています。

市場調査レポート: 変形性関節症治療薬:パイプライン評価と2018年までの市場予測
Osteoarthritis Therapeutics – Pipeline Assessment and Market Forecasts to 2018
http://www.gii.co.jp/report/gd222446-osteoarthritis-therapeutics-pipeline-assessment.html
出版日 2011年11月
発行: GlobalData

参考:パイプライン(pipelines)
製薬企業における各薬剤の開発から販売までの一連のライン(体制)のこと。多くの製薬企業では、品目(薬剤)ごとに縦割りの組織(開発・販売)が形成されていることから、石油パイプラインなどの形を模して「パイプライン」と呼ぶ。

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変形性関節症治療薬の市場は大きい

1ドル80円として考えると、OA治療薬市場は、2010年の3,520億円(44億米ドル)から、CAGR 3.8%で拡大し、2018年には4,720億円(59億米ドル)に達する見通しになる。

これと似たような日本市場のデーターがあると便利ですが・・・・・。今度機会があったらさがしてみたいと思います。

やっぱり薬の市場は大きいですね。 OA治療薬市場が伸びると考えられていることは、つまり関節症の患者が増える傾向であると考えられているみたいです。要するに薬の開発ができずに欧米の高齢化により患者はどんどん増えていく。患者にとってあまり良いニュースではありませんが、製薬会社にとっては良いニュースなのかも。

人工関節といい薬といい、この疾患はほんとうにひとつの産業をつくるような影響力をもっている疾患だと思います。
でも日本ではあまりにもポピュラーすぎて、医療関係者・患者以外で本当にこの疾患のことを理解している人が少なすぎます。人工関節や薬に多額の医療費が費やされている現状、この疾患の理解促進を社会的に進める必要があるのではないかと思います。

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