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子ども療養支援士 養成元年 入院児の心のケア担う:ニュースを聞いて

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子ども療養支援士 養成元年 入院児の心のケア担う

2011年11月25日 中日新聞CHUNICHI Webより転載

病気で入院する子どもや家族の心のケアを担う専門職養成が今年からスタートした。欧米では専門家が普及しているが、日本では少なく、環境整備が求められている。

 「これ何か知ってるかな?」
 順天堂医院(東京都文京区)小児科・思春期科に所属する早田典子さんが、四日間検査入院する坂元心(しん)くん(3つ)に、クマのぬいぐるみを使って聴診器や血圧計などの医療器具を説明した。母親の鹿野(かの)さんは「看護師とは違う側面をサポートしてもらい、相談にも乗ってくれるので心強い」と話す。
早田さんは療養生活を送る子どもたちの心を支える「チャイルド・ライフ・スペシャリスト」(CLS)。医師が検査などを口頭で説明しても、子どもには理解が難しい場合が多く、不安やトラウマ(心的外傷)となる場合もあるため、専門家の支援が求められている。
 米ではCLS、イギリスではホスピタル・プレイ・スペシャリスト(HPS)という専門職が一九七〇年代から普及。入院や治療に際し子ども版インフォームドコンセント(十分な同意と説明)となる「プレパレーション」や治癒的遊びなど、入院生活による負の要素を軽減・緩和し、治療に前向きになれる環境が整っている。
 しかし、日本ではこれらの有資格者は海外研修費用や語学力などが障害となり三十人程度にとどまる。そのため、医療関係者が昨年十二月に日本独自の専門家養成を目指し「子ども療養支援協会」を設立。今年四月から養成が行われている。
 発起人の一人で、順天堂大学医学部の田中恭子准教授(小児科学)は「大人には患者の権利が尊重されつつあるが、子どもにはなく、発達に応じて子どもの立場に立てる人が必要。(CLSなどの存在で)病気を自分のことと受け止め、次のステップを踏む姿が実証されている」と話す。
 初年度の養成は看護師や保育士ら三人。発達心理学や家族心理学、医学情報、病院の機能など一年で約百七十時間の講義と、同病院と大阪府立母子保健総合医療センター(大阪府和泉市)で働くCLS、HPSのもとで七百時間の臨床研修に取り組む。
 講師の一人で北海道大病院腫瘍センターのCLS、藤井あけみさんは「病院という非日常の空間で、発達に応じた子どものストレスや不安に寄り添う仕事は医療者や保育士とも違う」と話す。
 受講生の一人で、大学院で臨床心理学を専攻した船橋市の伊藤智美さん(27)は「(病気という)負の経験から子どもや家庭の持てる力を引き出すような黒子役になりたい」と話した。
 認定は来年三月ごろ行われる。田中准教授は「五年間で六十人程度養成したい」と話している。

中日新聞:子ども療養支援士 養成元年 入院児の心のケア担うより

このような専門家の育成は必要だと思う。なぜ今までこのような人材の育成をしてこなかったのかほんとに不思議である。問題はこのような研修をうけた人たちがその能力を生かせる職場環境があるかどうかという点である。せっかくそのような知識や経験を身につけても肝心な病院側がそのような人材を必要としなければ意味がない。

今回のこのような人材養成。厚生労働省はどのように見ているのだろうか。民間独自の人材養成というふうにとらえているのだろうか。

もし国がほんとに少子化対策を考えているのなら、このような人材育成を国が率先して行い職場の環境整備の支援をすべきだと思うが、このようなものとは程遠い高度なお金がかかる医療ばかり支援しているような気がする。(個人的な偏見かもしれませんが・・・・)
変形性股関節症も股関節脱臼という幼児期の疾患が関係してくるケースが多いので人ごとではない。私自身7歳で股関節の手術を受けたもとして、このような人は絶対必要だと思う。

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