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小編三話

以前他のHPで掲載したミニコラムを三話紹介します。思いつくまま気楽に書いたものなのであまりテーマは深くありません。お気楽にお読みください。

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熱帯魚

大学生アルバイト講師でのできごとである。中学受験を目指している小学生の生徒さんに家での趣味を聞いてみたところ、かえってきたこたえが熱帯魚鑑賞。えっ熱帯魚と一瞬固まってしまった私は今でもその出来事が頭から離れない。小学生で熱帯魚鑑賞とはどんなにストレスがたまっているのだろうかと当時考えてみてしまった。よく考えてみると、その子は塾を3つほどかけもち成績もそんなに上がっていない。親からのプレッシャが相当あったのかもしれない。

熱帯魚(ねったいぎょ)とは、観賞魚の形態の一つである。熱帯地域に生息し、鑑賞目的に飼育する魚類を指す(Wikipedia)水槽という限られた空間で自由に泳ぐ姿は受験という限られた価値観で泳ぐ受験生にだぶる。華麗な泳ぎも自然界の流水では何も役にたたない。高学歴も実社会では何も役にたたないという暗示をその子は感じとっていたのかもしれない。

鉛筆を落として

大学生塾講師アルバイトのときのはなしである。

小学生4年生の男子生徒さんとのワンツーマン授業初日、この生徒さんは一生懸命勉強をしながら鉛筆を机から落として「拾って」と言う。仕方ないなと思いつつ拾ってあげると、また鉛筆を机から落とし「拾って」。二度目になると少々キレ気味になりつつも拾ってやると、なんとまた机から鉛筆を落とし「拾って」。完全に嫌がらせだなと思い「自分で拾いなさい」と言うと。嫌だと言ってふーんとしている。このやりとりを聞いていた塾長さんが隣のブースから飛び込んできて一喝。この生徒さんの態度は直りそれ以来普通に勉強するようになったが、今も何故かその時のそのやりとりは覚えている。その生徒さんが異常に頭のキレが良く小学校4年生で高校の等差数列の問題を解いていたぐらいだからかもしれない。翌年大手進学塾の入塾試験にパスして他塾に移っていったが、現在は何をしているのだろう。

昨年塾講師として個別指導をしていると、生徒さんの鉛筆の持ち方が悪いことが気になって特にひどい生徒さんに鉛筆の握り方矯正クリップをあげたことがある。

鉛筆の持ち方がわると指先に余計な力が入り、長時間勉強していると腕や肩に疲労が溜まりやすくなり集中力維持が難しくなる。言葉でいうと簡単であるがこれを生徒さんに理解させるのが本当に難しい。正しい持ち方のほうが疲れるとか文字が書きにくいとか、言い訳をしてなかなか自分の持ち方を変えようとしない。

鉛筆は軽く握ってスラスラ書く。ちょっとした振動で指から下に落ちるぐらいが丁度良い。あの悪戯生徒のように。

暑い日

日本各地が大雨に被害にあっているのに私の住んでいる地域は暑くて暑くてどうにもならない。ほんとうにイライラして何もかも「太陽のせいだ」と叫んでしまいたい。
この時期の暑さはほんとうに不条理である。理解できない。誰かなんとかしてくれと叫びたい。

家の猫もこの暑さにネズミをとるのを忘れ、昼間からダラ~と寝ている。オイはやく猫らしく変身しろよ変身、と言ってもさっぱりである。暑さで断食している状態ではあまり猫らしい芸もしないし甘えてこようともしない。

最近水田の大規模化の工事がおこなわれ、この1、2年は家の近所で毎日測量士さんがトランシットを動かし測量をしている。 暑い中たいへんである。

今年は○○開府400年の記念の年。400年前の○○城もたくさんの人が測量の加わり、そのデーターをもとに立派な○○城が建設されたのだろうと想像する。でも当時の人々の何人かは何であんなにデカイ建物を建てる必要があるのかと疑問に思った人もいると思う。それこそが不条理。世の中は不条理だらけの世界なのかもしれない。
学生の勉強も暑さもそれこそ不条理の産物である。訳のわからない行動もそう考えると妙に納得する。

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