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懐かしいコラム⑧(豊かさの管理)

童話作家小川未明が書き上げた「眠い町」をヒントに数年前に地元の新聞社に投稿したコラムです。今なにかケーは、疲労の砂を日本中に撒き散らしているような気がします。ケーもよく居眠りしていますから、疲労の砂の威力で常時眠いのかも・・・・。以下、コラムです。

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豊かさの管理

コーヒーは飲まない。紅茶がいいんだ。トーストはよく焼いた方が好きだな」ロック歌手スティングが歌う。イングリッシュマン・イン・ニューヨークである。十年程前によく聞いたが、今聞くとニューヨークやロンドンといった都市に憧れた頃が懐かしく感じる。

春になるとポカポカ陽気につい眠くなり、仕事を怠けて誰も行かない喫茶店でよく休む。コーヒーを飲みながら雑誌をめくり何も考えず窓の外を眺める。眠くなる度に子供の頃読んだ小川未明の眠い町を思い出す。

眠い町は、誰でも通ると眠くなる町に行った少年が、ある老人から疲労の砂をもらい、その砂をまきながら行き過ぎた文明を壊す話である。砂が無くなりその町に戻ると文明が栄えていた、というラストがシニカルで面白い。

「豊かさの管理」、ある講演会で英語教師のガーナ人が言った言葉である。物質をもって生活の質をあげようとしても豊かさ無限の欲望を生みいつまでも幸福は生まれない。如何にして豊かさを管理するか。トーストで満足するか、ステーキで満足するか、覚醒する時間は残り少ないような気がする。

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