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懐かしいコラム⑬(山の神様)

今回は数年前に地元の新聞社に投稿したコラムをご紹介します。

最近TPP「環太平洋戦略的経済連携協定:TPP、Trans-Pacific Partnership、またはTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)の話題がマスコミをにぎわせています。TPP参加国の間で工業品、農業品を含む全品目の関税を撤廃し、政府調達(国や自治体による公共事業や物品・サービスの購入など)、知的財産権、労働規制、金融、医療サービスなどにおけるすべての非関税障壁を撤廃し自由化する協定(wikipedia:環太平洋戦略的経済連携協定より)といいますが、これに各国で培ってきた工業生産や農業生産に関する文化が消えてしまうような気がします。

特に農業、国内で農業生産ができなくなってしまったら、それこそ国としては成り立ちません。他国からの輸入も時と場合で異常気象で世界的な食料危機となった場合は、国としてどうやて食料を確保するつもりなのでしょうか。お金をだせば何でも手に入る時代は終ったと思います。あまりにも日本の文化を軽視した産業構造に対して、神様のお怒りがないことを祈るばかりです。

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山の神様

様々な食の問題が取りざたされている昨今だが、ここ○○もその例外ではない。

○○市町村の合併により、○○市に増えるものは中山間地域である。利便性の低い中山間地域は、平野に比べ軽視されがちだが、治水など環境面から見た価値は計りしれない。それ故に中山間地域の過疎や高齢化からくる農地の荒廃といった問題は、○○市全体の問題として捉えていきたい。

民俗学では祝いの日を「ハレの日」と言い、日常の日を「ケの日」と言うそうである。飽食の現代、お祝いにご馳走を食べるハレの日とケの日の区別がないように思われる。

食料自給率が20%代の日本では、食料を生産する喜びは少なくなったと言える。収穫祭などの祝いは食料生産と結びついている。故にハレの日がなくなってしまったと思うのは筆者の思い過ごしだろうか。

昔から、春に山の神様が降りてきて田んぼの神様になり、冬になると山に帰っていくと言われてきた。水田や山に対する民衆の信仰がうかがえるが、現在はその両方が経済信仰の枠から外されているように思える。市町村合併を機に原点に帰って欲しいものである。

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