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手話記念日(再投稿)

2011年5月5日投稿記事

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手話記念日

今日仕事から帰ってきて自宅で遅い昼飯を食べながら水谷豊主演ドラマ「相棒」の再放送をみてしまった。今回の放送において、主人公の杉下右京さんは手話を使い犯人とおもわれる女性とコミュニケーションをとるシーンが何度かあった。アレ右京さん、手話も使えるんだとめちゃ感心。珍事件・難事件を解決してきた天才刑事の杉下右京さんはいつ手話を習得したのか?・・・・ドラマですから深いことは考えないほうが良いかもしれない。

5月5日はこどもの日だが、手話記念日でもある。手話は手と手でコミュニケーションをとり、手と手、指と指が語 り合うという意味で5月5日に選ばれたらしい。PCで検索をかけると「日本デフ協会が2003年3月20日に制定」とでてくるので、最近記念日として設定されたみたいである。

手話は結構ドラマCM等で活用され、日本ではポピュラーなコミュニケーションツールとして認められている。一般にドラマ等で使われれる手話は日本語の単語を手話表現に置き換え、ジェスチャーとして使うため日本語対応手話と呼ばれている。それとは別にろう者のコミュニティーで使われてきた手話も日本語対応手話とは別に存在する。その手話は、手話そのものがろう者の言語であるため日本手話と呼ばれている。両手話は同じ手を使うコミュニケーションなのに、一方は日本語という言語を表現するジェスチャーであり、もう一方は手と顔をつかった言語である。手話を知らない人から見ると同じ手話に見えるが中身は全然違うみたいである。

一般的にドラマで使われる手話は日本語対応手話であるため日本語を喋りながら手話を使うことができる。これが日本手話の場合、日本手話は日本語とは別の言語であるため日本語を話しながら日本手話を使うことはできない。例えばドラマの主人公がろう者であり、ろう者が日本手話をメインに聾コミュニティーの中でコミュニケーションをとっていたとしても、ドラマで使う手話は日本語対応手話である。だからドラマの世界においてろう者の本当の世界を描くことは難しい。

また耳が不自由=手話を用いるという構図もドラマにおいて一般的になっている。手話を使うことは耳が不自由な人の特権のような設定も間違っており、聴覚に障害があっても手話を使わない人はたくさんいる。むしろ手話を使わない人が圧倒的に多い状態である。でも手話を使わない・使えない聴覚障がいの人を描いたドラマは少ない。

ドラマは非現実的な世界であるが、手話の使い方も非現実的である。手話そのものの理解を広げる意味でドラマで手話を活用されることはメリットがあるかもしれないが、手話が持っている二面性と手話を使わない世界をドラマで描かない限り本当に世界に近づけることは難しい。そんなことは聞いたことがないなんてテレビ局の関係者が主張するかもしれないが、それこそろう者・聴覚障がい者の声を聞こうとしない健常者の沈黙の世界である。

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