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日本の生産加工技術は医療で大いに活きる(下)(ニュースより)

興味ぶかい内容だったので掲載します。さらに読みたい方はページにアクセスしてお読みください。(注意:日経テクノロジーオンライン会員の方のみ)

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日本の生産加工技術は医療で大いに活きる

東京大学工学系研究科機械工学専攻教授の杉田直彦氏に聞く

2014/10/01 13:00日経テクノロジーオンラインより

──生産加工技術が医療分野におけるポイントになるんですね。

杉田氏:私たちはここが専門なので、生産加工技術から見て、医療の何に貢献できるかを考えているのです。私たちが持っている生産加工技術を使えば、カスタムメイド医療システムを、トータルでプロデュースできるのではないかとも考えています。

現在、人工関節のサイズはSサイズ、Mサイズ、Lサイズのように区切られています。個々の患者ごとに人工関節を作れるわけではないので、認可の問題もあってサイズがもともと決まっているのです。患者に応じて最も近いサイズを当てはめるのですが、ぴたっとくるものがなかなかないというのが現状です。

人工関節のどこかの箇所がちょっと飛び出していると、手術して身体に入れた後に飛び出ている部分が神経などに触れて痛みが出ることがあります。そこで、人工骨を個々の患者の身体にピタリと合わせようというのが、カスタムメイドの考え方です。パーソナライズドという、完全に患者に合わせた人工関節を一から作るという考えもあるのですが、これは認可の壁がさらに高くなります。そこで、まずはセミカスタムで、要は各サイズの中間のところをうまくプロデュースしていこうと考えています。

すると、診断した後に、個々の患者に合うサイズを決めるCAD/CAMのシステムが必要となります。形状が決まったら、設計して製造しなければなりません。さらに、通常の形状とは異なるため、手術するための道具やナビゲーションも必要となります。これらは全て、生産加工技術でプロデュースできるのではないか。私たちがやりたいのはまさにこれなのです。

──カスタムメイドというところに、非常にこだわっているのですね。

杉田氏:現状では、人工関節など医療系分野は海外メーカーが強い。では、日本企業としては何を狙っていくべきかと考えると、1つは日本人、アジア人に合った人工関節などを作ることです。海外メーカーは基本的に欧州人を基に人工関節を作っているため、日本人・アジア人の身体にはそのままでは合わないケースが多いのです。

日本人・アジア人の身体に適した人工関節などを作っていってあげるところが日本企業の強みであり、その先に個々の患者にぴったりの人工関節などを作っていけば、日本メーカーの強みをさらに出せるはずです。

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