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玄海紀行(再投稿)

2011年3月24日 投稿記事

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玄海紀行

「玄海紀行」 西岸良平原作、漫画「三丁目の夕日」に出てくる一遍だが、私はこの作品が好きだ。
広島で原爆投下後に降る黒い雨を浴びた少年とその育ての親とも言える祖母との関係を、後年家庭をもった主人公が発病したことをきっかけに息子とともにふるさとの島に帰り、その島での思いでを振り返るストーリーである。ラスト・・・・天国に行った祖母が、いつまでも、いつまでの主人公が育った家の前に立ち、主人公を見守る。それを感じて、まだ生きようと心に決める主人公。いつ読んでも感動する。

東京都の水道水からヨウ素が検出され、さらに福島産野菜からも微量の放射能物質が検出された。福島原発での相次ぐ事故で起こる放射能パニック。放射能、放射能、なにか突然日本社会に飛び出してきた問題かのようにマスコミは報じる。

広島、長崎で60数年前に体験した放射能汚染・被爆という苦しみ。日本人は子供のころからその苦しみを国民として共有してきたはずないのに、何故こんなに騒ぐのだろうか。専門家・関係者は、事故が起きた場合にこのような代償を背負わされることを何度も国民に訴えてきたはずである。国民もそのような内容を義務教育の段階から教わり、快適な生活の引き換えにリスクも共有してきたはずである。今、広島、長崎の被爆者の方々は、関東一体に広がる放射能パニックの状況をどのように見ているのだろうか。

安全とはリスクの裏返しである。リスクを想定することで安全が生まれてくる。電力会社・国は原発を建設する際に住民にきちんとこのようなケースを説明したのだろうか。安全・安全の一点張りではなかったのだろうか。昔の大規模なトンネルや橋の土木工事では、見積もりの段階で事故等での死者数を想定してカウントをしていたという。人間の技術では100%完璧に計算・設計され100%完璧に実行することはありえない。必ずなにかしらのエラー・想定外の出来事がおこる。だから設計では、そのエラー範囲を想定してそのフォローをどのようにするか考える。原発の場合、エラーを想定してそのバックアップ・フォロー対策をしているのだろうか。そして国民も。

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