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記録更新

 春の甲子園がはじまりいよいよ野球シーズンがスタートする。高校、大学、日本プロ野球と大リーグ、さまざまな大会・リーグで個性豊かな選手が活躍する。今年の注目はなんといっても大リーグマリナーズのイチロー選手の記録である。ピートローズとタイ記録であるシーズン200安打の最多10度の達成記録を抜けるか。11回は大リーグ史上誰も達成したことのない記録である。是非自身の記録を破ってもらいたいものである。

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想定外の記録

 
 東日本大震災において甚大なる被害をもたらした要因は大津波によるものである。10M以上の水が町をのみ込む。10M以上の水が流れてきたら一戸建ての住宅はひとたまりもない。
 
 日本の建築基準法では特殊な構造物を除き一般的な構造物の構造計算を行う設計条件として横からの荷重条件は風か地震によるものしか想定していない。土木構造物の場合は用途によるが横からの水圧・土圧等の荷重を設計条件としてみるケースがあるが、一般住宅等の建築物や低層のビルなどは風・地震以外で横からの荷重をみるケースは稀である。

 
 建物の設計強度は大震災などの大災害がおきると大きく改定される。前回はおおきく変更された時期は阪神淡路大震災後である。今回これだけ建物・構造物の被害が出た以上、構造計算における設計条件の変更が起きてくるのは避けられない。津波・洪水を要因とする水荷重、横からの荷重をどうみるか。洪水時の水の水圧を想定した設計条件なんて聞いたことがないが、人々の生命安全を守る安全な町づくりを想定した場合、今回と同様な惨事が再度起きた場合想定される被害を最小限抑えるためには仕方のないことだといえる。

 
 近年各地で発生するゲリラ降雨。これも下水道設計時に想定した最大雨水量を超えると街中に水が溢れ出す。津波しかりゲリラ降雨しかり、設計者が想定した最大想定値以上の現象がおきると大災害になる。

 
 この世に絶対的な記録はない。スポーツにおいて記録とは常に破られるものであるし、気象にかんする観測記録も大災害が起きるたびに更新されていく。だから過去の記録から最大想定値を守っていれば安全と主張して何もしないのは間違いである。過去の安全は想定時に自ら破り新たな対抗策を想定していないと未来の安全には結びつかない。

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