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金属アーチファクト

金属アーチファクトという用語を今まで知らなかった。CT等で体内を撮影する際、金属のかぶせ物や人工関節・金属ボルトがあると、その周辺の画像が大きく乱れよく見えないらしい。その現象を金属アーチファクトと呼ぶ。

以下の記事を読むと、人工関節再置換手術が難しいという意味の一旦が理解できる。人工関節とその周辺の自骨の状態を正確に把握することができないということが再置換手術を難しくしている要因の一つであると思えるが、このようなハードルが医療技術の進歩によりクリアされていくと、またどんどん人工関節置換手術、再置換手術が増加していくのかもしれない。 医療技術の進歩は患者にとって喜ばしいことであるが、その反面その医療技術に頼らない努力も必要だと思う。高度な医療技術はいくらでも進化欲しいと願うが、それにより影響を受ける分野もあると思う。  

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金属アーチファクト状態

島津製作所,独自のトモシンセシスアプリケーション「T-smart」をX線TVシステム「SONIALVISION G4」向けに発売 〜人工関節置換術後の評価に有効〜 6月17日 innavi net より

変形性関節症や関節リウマチといった関節疾患には人工関節手術が有用。日本国内では,人工膝関節置換術と人工股関節置換術を合わせると年間12万件以上の手術が行われている。このような手術は,高齢化率の上昇にともない,今後さらに増加すると考えられる。 人工関節の一般的な耐用年数は10年から20年であり,経年劣化による可動部分の磨耗や,骨と人工関節を固定する部分のゆるみなどが発生した場合には,新しい人工関節に入れ替える再置換手術が必要である。そのため,人工関節手術後は,X線検査などによる定期的な経過観察が必須となるが,従来のX線検査装置では,透過画像による観察のため人工関節との境界線が不明瞭になる場合がある。また,非常に硬く大きな金属部品が使用されている際に発生してしまう金属アーチファクトを十分に低減処理しきれない場合がある。

島津独自のトモシンセシスアプリケーション「T-smart」(Tomosynthesis-Shimadzu Metal Artifact Reduction Technology)は,金属分離と逐次近似法を併用したトモシンセシス画像再構成方法を採用しており,従来法と比較して金属アーチファクトを大幅に低減することができる。金属の影響を受けずに骨の状態を把握できるため,人工関節置換術後の評価や骨折部の金属固定状態の経過観察にも効果を発揮する。  

さて同じ金属を扱う医療分野でも歯科医療をとなると、状況が違うみたいである。

  日本の歯科技工士は存亡の危機 国会内で「保険でよい歯科医療を」集会

JCASTニュースより

ニュースによると義歯などを作る歯科技工士は低賃金、長時間労働で、卒業後 5年以内に75%もが離職している。66%が週70時間以上働き、37%はほとんど休みが取れない状態なのに38%は可処分所得が 300万円以下という惨状である。歯科医が払う技工料は事実上、市場価格で、国が中国などからの安価な輸入義歯を認めているなどから低めで、国家資格である歯科技工士の職種自体が存亡の危機にひんしているという。

    最近は3Dプリンターを使い義歯(入れ歯)をつくるらしい。さらに医療技術が進歩して3Dプリンター等のテクノロジーが普及すれば、歯科技工士という職種はこの記事のように亡くなってしまうかもしれない。 義歯は歯に金属などをかぶせるが、それを行っている歯科医院は一般患者からみて金属アーチファクト状態である。

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