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障害者 就労移行支援事業

年明けに今年の運試しと転職と思いハローワークに行き興味深い仕事があるか探したところ、昔イベントと知り合った人が運営している団体が求人をだしているのを発見した。内容は障害者支援。何か農場の手伝いとか動物の世話とか等等、いろいろ書かれていてよくわからない。でも面白そうだから履歴書と業務経歴書を送り申込んでみたら、一週間後に求人の事業説明会があるから参加してほしいとの連絡。なんと履歴書を出した後に事業説明会に出るはめになってしまった。通常、求人の事業説明会を聞いた前と後では履歴書・業務経歴書の書き方が変わってしまう。だからこんなことは普通の会社ではありえないのだが、ここはちいさな団体だから細かいことは目をつむっておおらかな気持ちで参加することにした。

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障害者の就労移行支援事業

さて今回の求人に関する事業は、障害者の就労移行支援事業。福祉に疎い私にとってはじめて聞く名称であるが、説明会で頂いた資料によると「就労を希望する障害者に、有期限(最大2年間)で、施設外支援、生産活動その他の活動の機会を通じて就労に必要な知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業。障害者自立支援法で定められた指定障害者福祉サービス事業」と明記されていた。要するに障がい者の方の就業支援をする人を雇用したいようである。

今回の対象とする障がい者は、知的障害者と精神障害者とのこと。家族本人共に就業したいと希望している人のみを支援したいとのことで、いずれは身体障害者の方も視野にいれて事業を進めたいとの説明。
当然私は履歴書には股関節症のことは何も記載せず、知り合いもそのことは知らない。だから障がい者予備群という立ち位置ではなく健常者・支援者という立ち位置での参加となった。

いつもこのようなテーマの会議や説明会に参加するとおもうのだが、本当に行政やボランティアや支援者の視点はいつも症状が重い人ばかり。慢性疾患や障がい者予備群等、健常者と障害者の狭間を一生懸命個人の努力で生きている人達を見ようとも知ろうともしない。

たしかに症状がおもい人や自立できない障がい者の方の支援活動はものすごく重要であるが、そこだけ絞りこんでやっても成果があがらないと思う。障がい者支援は、慢性疾患や障害者予備群の人達を含めた支援が含まれていないと意味がなく、そこに力のいれないと社会のすそのが広がらないので結果的に症状がおもい障害者の支援につながっていかないと思う。

身の周りにはほんとに仕事がしたいが、慢性疾患やちょっとした障がいがネックになって仕事に就けない人がたくさんいる。だからそのような健常者と区別のつかない人達の就業支援を同時並行してやらないと、このような事業は成功しないと思う。

今回の求人の申込みは予定通り不採用であった。障害者就業支援事業の求人に障害者予備群の人間が募集して不採用になる。これといった資格は持っていないし経歴もないから当然といえば当然であるが、もし私が身障者5級ぐらいの状態ならどのような結果になっていたのだろうか?(現在の年齢なら病院に行って診断してもらえれば5級かも・・・)障害者就業支援事業に障害手帳をもつ人が募集して不採用となれば事業の目的と真逆の行為だし、採用となれば「本当に仕事できるの?」と事業関係者からの厳しい視線が待っている。

「障害のあるなしにかかわらず・・・」よく福祉関係者が口にするフレーズだが、このフレーズは障害がはっきりわかる人にとっては重要なフレーズであるが、障害の状態がわかりにくい人にとってこのフレーズほど残酷なものはない。

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