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4月のベストコラム(トータルケアの必要性)

先月はまじめにブログを更新していたので、ひさびさのベストコラムを掲載したいと思います。舛添要一東京都知事が人工関節全置換手術をして無事退院されましたので、4月17日掲載「トータルケアの必要性」したいと思います。舛添要一東京都知事にかんして、身体障害者手帳の申請はされたのでしょうか?もしされているのでしたら身体障害者手帳に関してコメントをだしていただけるとありがたいと思います。本当に知事が福祉のことを考えているのでしたら、これから手腕が試されると思います。ご活躍を期待しています。

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トータルケアの必要性

舛添要一東京都知事が変形性股関節症により手術を行い約1ヶ月間入院すると公表された。そこで舛添氏が執筆している舛添都知事日記に興味深い意見が記載されていたので紹介したいと思う。

【【舛添都知事日記】私の失敗から得た2つの教訓—団塊世代の健康管理について(現在ビジネス) より一部抜粋 (http://gendai.ismedia.jp/articles/-/42877)

知事に就任してからがまた激務の連続で、昨年の海外出張は6回にもなった。休むに休めず、鍼とマッサージで自分の体を騙しつつ、公務を遂行してきた。しかし、痛みも限界に達してきたので、整形外科の本格的な診療を受け、レントゲン、CT、MRIなどで腰回りを検査したところ、問題の箇所は腰ではなく、股関節であった。簡単に説明すれば、関節の潤滑油である軟骨がすり減ってしまい、骨と骨がぶつかり合い、それが痛みの原因となっていたのである。

省略

腰痛などの症状が出たときには、私の失敗からの教訓として提案したいのは、第一に、すぐに専門の整形外科医に診療してもらうことである。レントゲンやCTをとれば、脊髄、関節、骨盤などの状況がよくわかるし、症状に応じて対処法が処方される。私は、定期的に健康診断は受けており、血液、尿などの検査で、健康状態の把握はしている。

しかし、軟骨がどれくらいすり減っているかなどの検査はない。65歳を過ぎたら、整形外科的な項目も検査項目に入れるのはどうであろうか。健康寿命を伸ばすためには不可欠であり、とくに団塊世代には勧めたいし、行政としても真剣に考えてもよいのではないか。

ちなみに、がん検診についても同じようなことが言えよう。最近はがん検診も広く普及するようになったが、「早期発見、早期治療」といった観点からはまだ十分ではない。手遅れにならなければ、今ではがんは治る病気になってきている。

検診の充実によって健康寿命を延ばすことができれば、国民経済的にも大きなプラスとなる。直近の統計である平成24年度で、国民医療費は、39兆2,117億円、一人当たりにすると30万7,500円となっている。整形外科関連であれ、がんであれ、検診にコストが少し余分にかかっても、早期に治療が可能となり、元気を保つことができれば、十分に元はとる。

この記事を読むと舛添都知事はかなり前から痛みを我慢していたことがよくわかる。政治活動の激務のなかで痛みとのたたかいにはほんとうに大変だったのだろうと頭がさがる。

でも一点この記事において気になる記述がある。それは変形性股関節症の原因は関節の変形による軟骨の磨り減りと断言している点である。

たしかに痛みの要因のひとつに軟骨の減少があるとおもうが、それ以上に身体の歪みと筋力の衰えが重大な問題だと思う。

診断の一つの目安として軟骨の磨り減りや関節部の変形を注視する必要はあるかとおもうが、それだけでは痛みがとれないというがこの疾患をややこしくしている要因である。

また変形性股関節の原因は臼蓋(きゅうがい)形成不全による二次性のケースが多いので、問題の根本原因は幼児期からあるといえる。だから老化により一次性の変形性股関節症に特化する発想も問題の原因を狭めているような気がする。

「軟骨がどれくらいすり減っているかなどの検査はない。65歳を過ぎたら、整形外科的な項目も検査項目に入れるのはどうであろうか」

上記の提案は今までの政治家の頭にないすばらしい提案であるが、変形性股関節症の根本的問題から少しずれている提案であると思う。変形性股関節症でほんとうに困っているのは、二十代から四十代の方であり、その因子は幼児期にあるといえる。

基本的に変形性股関節症は年齢に応じたケアや治療を何十年にわたってトータルに行っていく必要があると思う。幼児期のケア、成長期のケア、二十代から四十代までのケア、50代以後のケア、しかも関節部に特化したものではなく身体全体のバランスを配慮しておこなわないと意味がないと思う。

変形性股関節症のケアは身体全体のケアができるかかりつけ医制度を普及させないと難しいと思う。日常のケアやリハビリ・トレーニングなどはかかりつけ医が、ほんとうに悪化した場合は専門医と分業化する。それにより痛み(関節部)を悪化させないような社会保障体制を確立させ変形性股関節症イコール人工関節という医療費増大の負のスパイラルを断ち切る。

65歳以後のケアでは遅すぎる。それでは変形性股関節症イコール人工関節という方程式を証明するだけであり医療費無限大という解答を得るだけである。

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